金の値動きは、為替のせいか金のせいか
円建ての金価格は「ドル建ての金価格 × ドル円」で決まります。だから値が上がっても、金そのものが買われたのか、円が安くなっただけなのかは、価格を見ているだけでは分かりません。毎日の記録から、その日の動きを2つに分けています。
直近の1日
10/06 → 10/07+91円/g
金先物(スポット相当) 21,064円/g ・ 1ドル=158.23円
- 為替で説明できる分
- +18円
- 残り(金そのものの値段など)
- +73円
この日の動きは、為替ではほとんど説明できません。金そのものの値段が動いています。
日々の記録
金価格と為替の両方が記録できている日だけを並べています。どちらかが休場の日は飛ばしています。前の記録日からの差です。
| 日付 | 前日比 | 為替分 | 残り | ドル円 |
|---|---|---|---|---|
| 10/7 | +91 | +18 | +73 | 158.23 |
| 10/6 | −163 | −19 | −144 | 158.09 |
| 10/5 | −178 | +75 | −253 | 158.23 |
| 10/2 | −71 | −42 | −29 | 157.67 |
| 10/1 | +396 | +132 | +264 | 157.98 |
| 9/30 | −8 | −16 | +8 | 157.00 |
| 9/29 | −184 | +32 | −216 | 157.12 |
| 9/28 | −597 | −98 | −499 | 156.88 |
| 9/25 | −66 | −174 | +108 | 157.59 |
| 9/24 | −450 | +132 | −582 | 158.85 |
単位は円/g。「為替分」は、その日のドル円の動きだけで説明できる額です。
記録している期間の合計
09/04から10/07までの23日ぶんで、金価格は−1,552円/g動きました。そのうち為替で説明できるのが+264円、残りが−1,816円です。
この数字について
計算はこの1本の式だけです。
為替で説明できる分 =(前日の円建て価格 ÷ 前日のドル円)× ドル円の変化
残り = 円建ての変化 − 為替で説明できる分
- 金価格は 大阪取引所の清算値段(金先物・スポット相当)。業者の手数料が入らない、取引所の値です。
- 為替は 欧州中央銀行(ECB) 外国為替参照相場。中央銀行の公表値で、どの業者の建値でもありません。
- そのドル円は、計算した値です。ECBが公表しているのは「1ユーロが何ドルか」「1ユーロが何円か」で、ドル円そのものではありません。ここでは(1ユーロあたりの円)÷(1ユーロあたりのドル)で出しています。
- 時点はぴったり揃っていません。ECBの参照相場は中央ヨーロッパ時間の午後に決まり、国内の清算値が決まる時刻とはずれます。同じ日付でも、同じ瞬間の値ではありません。
- 「残り」は金そのものの値動きだけではありません。ドル建ての金価格を当サイトでは取得していないため、この項目には時点のずれや、ここで扱っていない事情もまとめて入ります。
ここに出しているのは、起きたことの内訳です。これから上がるか下がるかを示すものではなく、当サイトは投資助言を行いません。売却の判断はご自身の事情に基づいて行ってください。金価格が何で動くのかという仕組みは 金相場はなぜ変動するのかにまとめています。