金買取相場比較

コラム

日曜は、どの店も金の買取価格を1円も変えていない

土日に売ると損をするのか、という疑問があります。 各社の公式サイトを見ても、そこに出ているのは今日の数字だけなので答えは出ません。 掲載社の価格を30日ぶん記録してあるので、曜日ごとに測りました。

日曜は、値段が止まっています

前日と1円でも違う値を出した社の割合

平日(月〜金)
85%
土曜
65%
日曜
0%

日曜は0%でした。記録している4回の日曜のすべてで、 価格を公表している社のどこも、土曜から1円も動かしていません。 「日曜に様子を見る」ことに意味はない、ということです。

一方で土曜は65%の社が金曜と違う値を出しています。 土日をひとまとめに「動かない」と考えると、土曜のぶんを取りこぼします。

止まっている理由は、基準が出ないからです

各社が単価を決めるときの目安になっている田中貴金属の地金価格が、土日・祝日には更新されません。 同社のページにこう書かれています。

「※前日比は、土日・祝日を除く前営業日の9:30の価格と比較して算出しています。」

「※土日・祝日の地金価格は、マーケット市況情報をご参照ください。」

つまり土日に見えている数字は、金曜に出た基準のまま置かれているものです。 各社が公表している社数そのものも、土日は減ります。

曜日ごとの記録

  • 日10.5社が公表値を変えた社 0%
  • 月16.5社が公表値を変えた社 78%
  • 火15.8社が公表値を変えた社 78%
  • 水15.5社が公表値を変えた社 74%
  • 木17.0社が公表値を変えた社 100%
  • 金16.2社が公表値を変えた社 95%
  • 土12.2社が公表値を変えた社 65%

「公表」は、その日の日付で価格を出していた社の平均です。平日は15.5〜17.0社、 土曜は12.2社、 日曜は10.5社でした。 出していない社は、前の営業日の値がそのまま置かれています。

動かなかったぶんは、月曜にまとめて出ます

値が止まっていても、世界の金相場は動いています。 金曜から翌月曜までに、掲載社の単価がどれだけ変わったかを記録から拾いました。

  • 9月4日(金) → 9月7日(月)-1.11%5社の中央値
  • 9月11日(金) → 9月14日(月)-0.19%15社の中央値
  • 9月18日(金) → 9月21日(月)0.00%12社の中央値
  • 9月25日(金) → 9月28日(月)-2.11%17社の中央値

いちばん大きかったのは9月25日(金)から9月28日(月)の-2.11%です。 土日の2日ぶんが週明けに一度に乗るので、平日1日ぶんより大きく動くことがあります。

送って売る場合は、着いた日の値段になることがあります

店頭に持ち込むなら、その場の金額を見てから決められます。 宅配買取は、申し込んだ日ではなく品物が届いた日の価格で査定すると書いている社があります。

「宅配買取をご利用の場合、到着日の買取価格で査定致します。」

金曜の夕方に出すと、着くのは週明けになります。 そのあいだに上の表のぶんだけ動いていることがある、ということです。 どの日の価格を使うかは店によって違うので、送る前にその社の記載を確かめてください。 返送料や少額のときの差し引きは宅配買取の記事にまとめています。

なお、どの曜日に売るかより、どの店に売るかのほうが金額を動かすことが多いです。 これも記録から測っていて、売る日と売る店、どちらが金額を動かすのかで比べています。今日の各社の順位は相場比較で見られます。

この記録について

各社が公式サイトで公表している買取参考価格を、当サイトが毎日くりかえし取得して記録したものです。 期間は9月4日(金)から10月3日(土)までの30日ぶんで、 日付はその社が価格を公表した日です。 「値を変えた社の割合」は、前日と当日の両方で価格を取れた社だけで数えています。 記録が飛んだ区間は前日比にならないため除いています。 買取店の公式サイトは自社の当日の価格しか載せないので、曜日ごとの比較は記録している側でしか作れません。 数字はページを作るたびに最新の記録から計算し直しています。

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