金の刻印はどこにある?「750」「K18」「GP」の見分け方
買取価格は純度ごとに決まっているので、自分の品物が何なのか分からないと、 いくらになるかも調べられません。純度が書いてあるのは、たいてい品物のどこかに 小さく刻まれた文字です。まずはそれを見つけるところからです。
どこを見ればいいか
刻印は目立つ場所には打たれません。身につけたときに見えない面に入っています。
内側(腕の部分の裏)に刻まれています。外からは見えないので、外して内周を一周見てください。
留め具の近くにある小さな板(プレート)か、留め具そのものに刻まれています。鎖の部分にはありません。
細い軸(ポスト)か、留め具の裏側です。小さすぎて刻印がない製品もあります。
文字は1mmに満たないことも多く、明るいところで拡大鏡やスマートフォンのカメラを 使うと読みやすくなります。長く使った品物では擦れて薄くなっていることもあります。
「K18」と「750」は同じ意味
造幣局のホールマークは日の丸とひし形の組み合わせで、K18のような表記とは別のものです。
金の純度の書き方は2通りあります。Kのあとに数字を置く24分率と、 1000分の何かで表す千分率です。K18は18/24で75%、千分率なら750。 どちらも同じ品位を指しています。
| 刻印(K表記) | 千分率 | 含有率 |
|---|---|---|
| K24(純金) | 1000 | 100.0% |
| K22 | 916 | 91.6% |
| K21.6 | 900 | 90.0% |
| K20 | 835 | 83.5% |
| K18 | 750 | 75.0% |
| K14 | 585 | 58.5% |
| K10 | 416 | 41.6% |
| K9 | 375 | 37.5% |
プラチナはPt1000・Pt950・Pt900・Pt850のように、 Ptのあとに千分率をそのまま書きます。銀はSVやSILVERのあとに925などと入ります。
「K18」はメーカーの表示で、公的な証明ではありません
意外に知られていないのですが、K18やPt900という刻印は、その製品を作った側が 打っているものです。造幣局はこの点をはっきり書いています。
K18、Pt900などの記号は造幣局の証明記号ではありません。
公的な証明は造幣局のホールマークで、日の丸と、ひし形の中に千分率の数字、 そして金属を示す記号の組み合わせです。金では999・916・750・585・416・375、 プラチナでは900・850・700、銀では1000・925・900・800・750が使われます。
この違いは金額にも表れます。当サイトが掲載しているおたからやは、公表しているK24の価格を 「ホールマーク(造幣局刻印)付きのメダルや小判など、特定の製品を基準とした参考買取価格」とし、 アクセサリーなどのスクラップは査定額が異なる場合があると明記しています。
K18のうしろに2文字あったら、金そのものではありません
ここがいちばん間違えやすいところです。「K18GP」は一見K18に見えますが、 意味はまったく違います。土台は別の金属で、表面だけが金です。 買取価格は金の重さで決まるので、金額も大きく変わります。
GPGold Plated
金メッキ。土台の金属の表面に、電気メッキで薄く金を付けたものです。金の層は製品全体の重さのごく一部にとどまります。
GFGold Filled
金張り。金の板を圧着したもので、メッキより層は厚くなります。「1/20 18KGF」のように、全体に対する金の割合が併記されることがあります。
GEPGold Electro Plated
電気メッキ。GPと同じ意味で使われます。
RGPRolled Gold Plated
金張りの一種を指す表記です。
刻印を読むときは、数字のあとに英字が続いていないかまで確かめてください。 擦れていると見落としやすい部分です。
刻印が見つからない・読めないとき
- 小さい品物や、細いチェーンには、そもそも刻印がないことがあります。
- 磁石にはっきりくっつくなら、土台が鉄やニッケルの可能性があります。 ただし逆は言えません。詳しくはメッキと金の簡単な見分け方にまとめています。
- 確実に知るには査定を受けることになります。多くの買取店では、 査定だけなら費用はかかりません。
当サイトでも、純度が分からない品物の金額を出すことはできません。 刻印が読めたら、その純度で各社の価格を比べてください。
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