金買取相場比較

コラム

金・プラチナ・銀、どれがいちばん売りにくいのか

「貴金属買取」と書いてある店でも、全部の金属に値を付けているわけではありません。 どの店も自社の価格しか載せないので、「銀を買い取ってくれる店がどれだけあるか」は どこにも書かれていません。 当サイトは25社の公表価格を毎日取っているので、そこから数えました。

値を出している店の数が、金属で違う

金属価格を出している社25社のうち
金20社80.0%
プラチナ16社64.0%
銀10社40.0%

いちばん少ないのは銀で10社、 いちばん多い金の20社と比べると10社の差があります。 持ち込む前に扱っているかを確かめる必要があるのは、銀のほうです。

ここで数えているのは「公表しているかどうか」です。 載せていない店が買い取らないとはかぎらず、店頭で聞けば値を付ける場合もあります。 ただ、先に金額を見て選べるかどうかは、持っていく前の判断材料として別のことです。

店が少ない金属ほど、金額の幅が広い

同じ日に、同じ純度で、各社がいくら出しているかを並べました。 上下1社ずつを外した開きも載せています。極端な1社だけで結論が決まっていないかを見るためです。

純度最高最低上下を外した開き
K24(純金)23,002円17,687円13.3%
Pt9008,736円6,596円19.9%
シルバー328円200円56.2%

上下1社を外しても、開きがいちばん大きいのは銀で56.2%。いちばん小さい金の13.3%と比べると、同じ品を持っていく先を間違えたときの損が違います。 シルバーを100g売るとして、328円の店と200円の店では12,800円の差になります。

選べる店が少ないほど、相場から離れた値のままでも成り立ってしまう、という見方ができます。 金のように20社近くが毎日値を出していると、そこから大きく外れた店は選ばれません。

単価が低いほど、同じ手数料が重い

手数料は「1点につき何円」のように、品物の種類ではなく金額や件数で決まります。 そのため単価の低い金属ほど、同じ額を引かれても割合が大きくなります。 実際に各社が公表している額を、グラムに直してみます。

引かれる額金ならプラチナなら銀なら
分析料 1,100円0.05g分0.13g分3.5g分
宅配の負担金 1,650円0.07g分0.20g分5.3g分

分析料は、まねきやが公表している階段のいちばん下の額(税込)。 宅配の負担金は、リファスタが20万円未満の宅配買取について公表している額です。 どちらも当サイトが各社の記載から持っている値で、記事側には書いていません。

同じ金額でも、金ならごくわずかな重さで済み、銀では何グラム分にもなります。 銀のアクセサリーを1点だけ送ると、手数料のほうが高くつくことがあるのはこのためです。 比較ページで重さを入れると、各社の差し引き後にいくら残るかが行ごとに出ます。 引かれる額が品物の値段を上回る重さでは、金額ではなくその旨が出るようにしてあります。

手数料そのものの中身は 金買取の手数料は、どこでいくら引かれるのかに、各社の記載をそのまま引いてまとめています。

売り先が少ない金属を売るとき

  • 値を公表している店から選ぶ。銀は10社しかないので、 近所の1軒だけで決めると、比べる相手がいないまま終わります。
  • まとめて持ち込む。1点ごとや1回ごとに引かれる手数料は、点数が少ないほど割合が大きくなります。
  • 宅配を使うなら、返送料と少額時の負担金を先に読む。単価が低い金属ほど、ここで残りが変わります。
  • 純度の刻印を確かめておく。銀は925(スターリングシルバー)が多く、同じ「銀」でも含有率が違います。

この記事について

数字はすべて、当サイトが各社の公式サイトから毎日取得している公表価格を、 ビルドのたびに測り直して出しています。本文に数値を書いていないので、 社数や価格が変われば、ここに出る結論も一緒に変わります。各社の公表日のうち最も新しいものは2026年10月4日です。

公表から10日を超えた価格は、同じ日の横並びに使えないものとして 比較から外しています。そのため「価格を出している社」は、 当サイトが今日の比較に使えている社の数です。 各社の公表価格は宝飾品のスクラップを前提とした参考価格で、 実際の買取金額は品物の状態や点数で変わります。

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