金買取相場比較

コラム

金の宅配買取で、送る前に確かめる3つのこと

当サイトが価格を追っている25社のうち、19社が宅配買取に対応していました。箱に詰めて送るだけで、店に行かずに売れます。 ただし、家まで来てもらう出張買取には付く「8日間の取り消し」が、宅配買取には付きません。 品物が手元を離れたあとで頼れるのは、法律ではなく各社が自分で決めた条件です。

クーリング・オフが付く買取は「訪問購入」だけ

国民生活センターは、8日間のクーリング・オフができる取引として次の4つを挙げています。

訪問販売(キャッチセールス、アポイントメントセールス等を含む)/電話勧誘販売/特定継続的役務提供/訪問購入(業者が消費者の自宅等を訪ねて、商品の買い取りを行うもの)

買取で入っているのは訪問購入だけです。その訪問購入について、消費者庁はこう説明しています。

「訪問購入」とは、購入業者が、店舗等以外の場所(例えば、消費者の自宅等)で契約を締結等して行う物品の購入のことをいいます。

自分で箱に詰めて送る宅配買取は、業者が訪ねてくる取引ではないので、ここに当たりません。 同じ一覧に「通信販売には、クーリング・オフ制度はありません。」とも書かれています。 つまり宅配買取では、送ったあとに「やっぱり返して」と言える権利が、法律では用意されていません。

これは引用した2つの記載から当サイトが整理したものです。個別のケースがどう扱われるかは当サイトでは判断できません。 困ったときは消費者ホットライン(188)やお住まいの消費生活センターにご相談ください。 家まで来てもらう場合の扱いは出張買取の記事にまとめています。

だから、送る前にこの3つを見る

  1. 金額に納得できなかったとき、返してもらえるか
  2. その返送料は、どちらが払うか
  3. 少額だと、支払額から何か引かれないか

3つめは見落とされがちですが、当サイトが各社の利用規約まで読んだところ、宅配買取のときだけ、金額が小さいと差し引くと決めている社がありました。

少額の宅配だと、支払額から引く社がある

ネクサス

宅配買取のみ。買取金額が15万円未満だと支払金額から送料、10万円未満だと送料と事務手数料770円、7万円未満で宅配キットを使うとさらに実費550円〜が差し引かれます。同社の例では買取金額68,000円が、送料1,034円と事務手数料770円を引いて66,196円になります。

同社の規約・注意事項より。価格ページには「手数料は一切いただきません」とあります。どちらも同社の記載です。

リファスタ

宅配買取で、ノンブランドの貴金属製品のみ(または宝石のみ等)を送り、1度の成約が20万円未満だった場合。ベーシック宅配買取1,650円(税込)、スピード宅配買取は1,100円(税込)で、成約金額から差し引かれます。店頭買取と、ブランドジュエリー等を含む依頼は対象外と書かれています。

同社の規約・注意事項より。価格ページには「貴金属の場合「重量」×「単価」とシンプルな計算方法で、買取手数料など一切掛かりませんのでご安心願えますでしょうか。」とあります。どちらも同社の記載です。

どちらも、ブランド品ではない貴金属を、少額で、宅配で送る場合の話です。 金のネックレスを1本売る、という最も多いであろう売り方がそのまま当てはまります。 店頭に持ち込む場合は対象外と書かれています。

引かれるものはない、と書いている社

逆に、はっきり書いている社もあります。文言はそのまま引いています。

  • コメ兵

    「店頭買取、宅配買取共に手数料は一切かかりません」

  • ギャラリーレア

    「ご利用や査定は無料となっておりますので、手数料などの費用はいただいておりません。お買取りの代金から差し引くといったことは行っておりません。」

  • 買取エリート

    「金・プラチナの買取手数料・査定料¥0なので安心してご利用いただけます」

  • ゴールドミセス

    「当店では、手数料は一切いただいておりません。査定は無料となっております。」

  • ロデオドライブ

    「当社は査定および買取に際して手数料をいただいておりません。」

  • ネットオフ

    「送料・手数料・査定料・振込手数料・キャンセル料・返送料 すべて0円!」

返してもらうときの条件は社ごとに違う

返送料を会社が持つのか、こちらが着払いで払うのか。ここは各社がそれぞれ決めています。 たとえばリファスタは、よくある質問でこう書いています。

査定後のキャンセル料、返送料は無料。返却は一部、全品どちらも対応しております。なお、お送りいただいたお品物すべてにお値段が付かなかった場合のみ着払いにて返送いたしております。

「値段が付かなかった場合だけ着払い」という線引きです。 条件のある社とない社があるので、送る前にその社のページで確かめてください。

送ってすぐお金が入るわけではない

古物の買取では本人確認が要ります。対面でないぶん、宅配ではその手続きが先に来ます。 リファスタの利用規約にはこうあります。

eKYC手続きが完了するまでの間、お品物の査定及び買取代金のお振込みを行うことができません。

身分証の撮影と顔写真の送信を済ませるまで、査定も振込も始まらないということです。 急いで現金化したい場合は、この時間も含めて考えておくほうが確実です。 その日に現金が要るなら、店頭に持ち込むほうが早いことになります。

宅配買取に対応している19社

各社の公式サイトを読んで、宅配買取の案内があることを確認できた社です(2026年10月2日時点)。このうちネットオフは実店舗を持たず、宅配でしか売れません。

おたからや・買取大吉・高山質店・銀座屋・大蔵屋・総合買取七福の6社は、宅配の案内を確認できませんでした(対応していないという意味ではなく、 当サイトが見たページに書かれていなかった、ということです)。

宅配買取に対応している店

公式サイトで宅配買取の案内を確認できた19社です。並び順はK24(純金)の公表単価が高い順(15社)で、広告の有無は順番に入れていません。

出張の対応エリアは社ごとに違います。上に「全国」と書いていない社は、 当サイトでは全国対応かどうかを確認できていません(対応していないという意味ではありません)。 申し込む前に各社のサイトでお住まいの地域が対象か確認してください。 引用は各社の公式サイトの記載で、読んだ日は2026年9月25日です。 手数料の扱いは店によって違うので、手数料の記事も合わせてご覧ください。PR表記のある社は広告として掲載しており、申し込みがあると当サイトに報酬が入ります。

他の売り方と比べる

掲載社でいえば、店頭23社、出張21社、宅配19社が対応していました。 宅配は店に行かずに済む代わりに、品物が手元を離れている時間が長く、取り消しの権利もありません。 急ぐなら店頭、量が多いなら出張、近くに店が無いなら宅配、という選び方になります。

出典

引用はいずれも、取得したHTMLに同じ文字列があることを1件ずつ確認しています。 記載は予告なく変わるため、送る前にご自身でもお確かめください。 このページは一般的な説明であり、個別の法律相談ではありません。

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